LOG IN

ひとりで、いわきに行った理由。

by 榊花乃

こんばんは。
3連休の真ん中の日曜日、
私は、日帰りで福島県いわき市に
行って来ました。

(くすぶっていたわたしの背中を強く押してくれた塩谷舞さんの記事はこちらです。)

とはいえ、9:30に起床し、
あ、福島行こう‼︎💭 
と思い、10:00にバスを予約。
12:00に東京駅を出発し、
15:00にいわき駅に到着したので、
無計画なベリーショートトリップになりました。

15:20 いわき湯本 で 温泉に入る

まずは、いわき駅から、常磐線で8分ほどで着く温泉街、いわき湯本で温泉に入りました。
ただ、ここで使える時間は、たった40分。もう出るの?とおばあちゃんに聞かれてしまうほど、ばたばたと温泉を後にすることに…。

16:15 四ツ倉の海を見る

東日本大震災の被災地のひとつである福島県四倉海岸。
ここに来ることが、今回の旅のいちばんの目的でした。

失礼かもしれないけれど、ボランティアをしたい、というような気力は正直なく、だけど、なんとなく行ってみたかった被災地。
確かな理由もなく、中途半端な理由で関わるのは、何かを傷つけてしまいそうで怖かった。
そうして、いままで行けずにいた被災地に、今日やっと足を踏み入れることができました。

四ツ倉駅から海までは、歩いて20分ほど。
海沿いまでは、5分ほどで行けるのですが、大きな防波堤でしばらく海は見えないまま歩くことになります。

海は波が高く、灰色で、ちょうど今日は「がんばろう福島‼︎」というテーマのサーフィン大会が行われていました。

砂浜が広いのが気持ちよくて、晴れた日は、もっと気持ちいいんだろうなぁと思うと、晴れた日にまた来たいなぁと思いました。

16:15 道の駅よつくら港 で 海鮮丼

津波の甚大な被害を受けた建物のひとつ、道の駅よつくら港。
四倉海岸からすぐのところにあり、足についた砂を払ってお店に入りました。

ただ、ウニが美味しいと知りたかったし、
ただ、ウニが美味しいと伝えたかった。

きらきらの海鮮丼を目の前にして、ウニを口に運んだとき、そう思いました。

被害の状況や復興の状況がどうこうということじゃなくて、ただ、ただ、ウニが美味しいということを知りたかったし、ウニが美味しいことを伝えたかったんだ、と思いました。

ただ、四ツ倉が淡く優しく瑞々しいことをまず私が知りたかったし、そしてレジャーでも行ける素敵な場所だと言うことをみなさんに伝えたかったんです。

「被災地」と言われるここは、「ボランティア」という肩書きの方が行きやすい気がします。何かしたい、というほどの気持ちには、なれないけれど、微笑み合えたら嬉しいなぁと思うのが正直な気持ち。中途半端と言われたら、そうだよなあって思ってしまうと思います。また、中途半端なまま触れるのは、申し訳ない気がして、怖くもありました。

だけど、優しく触れてみようよ。

これが、四ツ倉の波の最後の音が聞こえた頃に、私の心に浮かんだ思いでした。

道の駅が、綺麗になって良かったって思って、ウニが美味しいって思って、海が綺麗だと思って、四ツ倉に来て良かったって思って、四ツ倉にまた来たいって思う。

私にとっては、それが1番自然で、平和なことだと思いました。

なので、これからもあまり気張らずに、美味しいものや、綺麗なものを探し求めて、撮って、書いて、そして、伝えていきたいと思います。

四ツ倉の海は、素直で美しい海でした。
また、晴れた日に行きたいと思います‼︎


榊花乃
OTHER SNAPS